eブック『The Slotegrator Guide to iGaming in Asia』は、アジア22か国のゲーム嗜好をカバーしたもの。
プレスリリース――アジアのギャンブル市場は飽和状態で、非常に複雑である。新たにリリースされたeブック「The Slotegrator Guide to iGaming in Asia」は、アジア22か国を対象に、規制、年間売上高、分析予測、支払い方法、好きなゲームなどを紹介している。
ギャンブルは多くのアジア文化に深く根付いているため、大手・新規参入企業などを含む様々な大規模iGaming市場がアジア大陸に存在していることは驚くことではないだろう。
アジアは世界人口の60%を占めており、ギャンブルやスポーツベッティングを楽しむ人の割合が高く、ギャンブル規制のレベルが異なり、文化や経済も多様であるため、オペレータらはこの地域のギャンブル市場の細かいニュアンスを理解する必要がある。このような背景から、大手ソフトウェア開発兼アグリゲータであるSlotegratorは、アジア市場に焦点を当てたeブックをリリースすることにした。
『The Slotegrator Guide to iGaming in Asia』は、各国の重要な統計と背景情報を提供している。文化や経済の特徴、規制について説明し、現地のカジノや賭け事の好み、人気の支払い方法など、市場についての重要な事実を伝えている。この本では、中国、日本、インドネシア、マレーシア、トルコ、ジョージア、イラク、カザフスタンなど22か国をカバーしている。
また、インドネシアのプレイヤー向けにスポーツベッティングのデータフィードをローカライズする方法や、ジョージアでビットコインカジノがなぜ人気なのか、アルメニアの市場規模が2018年から3倍になったのはなぜか、ベトナムが規制ギャンブルの可能性を検証するパイロットプログラムを立ち上げたのはなぜか、といったことにも触れている。
どこでも人気のあるもの(サッカーに賭けるなど)がある一方で、カジノゲームやスポーツベッティングの嗜好は国によってそれぞれ異なっている。このeブックでは、インド、日本、カザフスタンではどのスポーツが人気なのか、どのプレイヤーがポーカールームを好み、どのプレイヤーがライブディーラーのドラゴンタイガーを好むのか、どのプレイヤーがドミノや麻雀に賭けるのかなど、アジア各国でのゲームの好みが網羅されている。
重要なテーマの一つは、特にギャンブルが厳しく制限されている国や禁止されている国における仮想通貨の重要性である。多くのプレイヤーが仮想通貨を使ってカジノに入出金しており、自分の選んだ仮想通貨を受け入れるプラットフォームを探している。仮想通貨を保有している人は自分の選んだ通貨に忠実な傾向があり、オペレータらにとってはそれがどの通貨であるのか知る必要が出てくる。
このガイドは、アジア市場への参入を目指す起業家やオンライン・デスティネーションの開設を予定しているランドベースのカジノオペレータ、iGamingスペースに注目している投資家、アジアでのギャンブルやスポーツベッティングに関心のある人に特にお勧めだ。
出典元:FOCUS ASIA PACIFIC