このインフォグラフィックは、イギリスのGambling Commission(ギャンブル委員会)が四半期ごとに行っているギャンブル依存に関する電話調査から得られた興味深い結果と最近の傾向を紹介している。調査の一環としてProblem Gambling Severity Index(PGSI)ミニスクリーンが実施され、その結果からイギリスにおけるギャンブラーのリスクに関してインサイトが得られるだろう。
ギャンブル委員会の調査では、イギリスにおけるギャンブル活動の様子が一目でわかるようになっている。調査の一環として実施されたPGSIミニスクリーンでは、潜在的なリスクを持つギャンブラーを3つのカテゴリーに分類しており、このデータを使ってリスクのあるギャンブラーの割合と、このデータが時間とともにどのように変化してきたかを詳しく見ることができる。
- オンラインギャンブルの利用者が40%増加
- 過去4週間にギャンブルをした人のうち、84%が少なくとも月に1回ギャンブルをする
- 2018年以降国営宝くじをする人が73.6%増加
- 2018年以降対人ギャンブルが24.9%減少
- PGSIのミニスクリーンで3つのリスクカテゴリーのいずれかに該当すると判定された回答者のうち、低リスクと判定される人の割合は時間の経過とともに増加している。
- 2018年以降、アットリスクギャンブラー(潜在的にギャンブル依存の人)の合計は50.9%減少
- 女性は依然としてアットリスクギャンブラーの少数派であるが、アットリスクギャンブラー全体が減少する中で、同グループに占める女性の割合が増加傾向にある。
- 2021年同時期からの女性の中程度リスク者が112.2%増加
- 2021年と比較して女性のギャンブル依存は18.4%減少、男性は54.3%減少
出典元:iGamingBusiness
GB problem gambling trends in focus
A closer look at the data from the quarterly Gambling Commission gambling survey results, with a focus on the trends in problem gamblers.