欧州のギャンブル収益、パンデミック前の水準を上回り安定化【EGBA調べ】

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European Gaming and Betting Association(EGBA、欧州ゲーミング・ベッティング協会)の新しいデータによると、ヨーロッパのギャンブル市場の収益は今年安定し、パンデミック以前の水準を8%上回った。

EGBAがH2 Gambling Capitalと提携して発行した年度末の年次市場データ報告書によると、ランドベースのギャンブル店舗が再開したことが今回の増加の要因だという。

「The European Online Gambling – Key Figures 2022」レポートによると、2022年のヨーロッパギャンブル市場の収益は、ベッティングショップとカジノの再開によって23%増の1085億ユーロ(約1151億5000万ドル)であったという。

EGBAの声明にはこうある。
「ランドベース店舗が次々に閉鎖したことで2020年と2021年の欧州ギャンブル市場収益が減少したが、今年、2019年のパンデミック前の収益水準を8%上回って安定した。」

また、オンライン分野でも成長が見られ、ゲーミング総収入(GGR)は382億ユーロに達し、2021年と比較して8%増加したという。一方ランドベースの収益は「劇的に回復」して703億ユーロとなり、2021年比で34%増となったが、2019年比では6%減となった。

EGBA事務局長のMaarten Haijer氏は次のようにコメントした。
「ヨーロッパのギャンブル市場はパンデミックによる未曾有の激動と混乱を経て、今年から安定し始めました。」

「オンラインギャンブルの着実な上昇傾向が続く一方で、ランドベースギャンブルは過去2年間のカジノやベッティングショップの閉鎖から現在回復しつつあります。」

同氏はまた、先日のワールドカップの多くのサプライズ結果が生み出したポジティブな要素に触れ、次のように述べた。
「今年のワールドカップは、いくつか予想外の試合結果がブックメーカーに友好的で、オペレータに高揚感を与えることとなりました。」

出典元:Gambling Insider

EGBA: Europe’s gambling revenues stabilise above pre-pandemic levels
According to the annual end-of-year market data report published by the EGBA in partnership with H2 Gambling Capital, the increase follows the reopening of la
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