大阪市の松井一郎市長は、統合型リゾート(IR)の土地賃貸料が年間25億2000万円(1830万ドル)かかる可能性があると発表した。松井市長は記者会見で、この金額は不動産鑑定会社4社の報告書に基づくと述べた。
大阪市は4月に大阪湾の人工島・夢洲の建設予定地にIR入札を実施。パートナーとしてMGM Resorts Internationalとオリックスを選定している。松井社長は木曜のコメントで、土地1平方メートルあたり428円、総額で月約2億1060万円を支払うと述べた。
また、入札に先立ち、複数の事業者が土地を売却するのではなく貸し出すよう市に要請してきたという。
大阪府知事、2029年までのIR開設に自信
今週初め、大阪府の吉村洋文知事は、IRが「2029年の秋から冬にかけて」オープンする可能性があると報道陣に語った。これは、国によるIR区域開発計画の「審査が長引いている」にもかかわらず、である。
大阪と長崎のIR計画の承認が2022年以降に遅れた場合、IRは2029年と2027年というそれぞれの開業目標を達成できないかもしれないと懸念されている。
出典元:FOCUS ASIA PACIFIC
Osaka IR land lease set at US.3m per year
The mayor of Osaka says the sum is based on reports from four real estate appraisal companies.