スウェーデンが決済プロバイダにデータ共有を義務付け、決済ブロッキングに協力

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スウェーデン政府が今週発表した法律によると、無許可の事業者に対する決済ブロッキングを促進するために、決済プロバイダは決済処理に関する情報を当局に提供しなければならない。

この法律では、スウェーデン市場で無許可な事業者への支払いを当局はブロックすることができる。

しかし実際には長い裁判プロセスを伴うため、決済ブロッキングは無許可ギャンブルを取り締まる手段として利用されているわけではない。

今回の新たな法律では、決済ブロッキングを促進するために必要な場合、決済プロバイダに対して「賭け金や賞金の送信に使用される情報、必要なライセンスを持たないギャンブル運営業者からの情報を提供する」ことが求められる。

また、規制当局であるSpelinspektionenもギャンブル商品の「テスト購入」を行うことができ、事業者がスウェーデンの法律に順守しているかどうか、また、ライセンスなしにスウェーデン市場で運営していないかどうかなど確認することができるとしている。

スウェーデンにおけるマッチフィクシング

さらに、マッチフィシング(八百長)撲滅に向け当局の権限も強化されている。The Swedish National Sports Confederation(スウェーデン全国スポーツ連盟)と提携するスポーツ団体は、マッチフィクシングの可能性がある犯罪対策として、ギャンブルのライセンシーが収集した個人データを処理することができるようになった。

また、ギャンブル事業者は、ギャンブルに関連する犯罪捜査に必要な情報の提供を求められた場合、その情報を提供することが義務付けられる。

この法律はスウェーデンが無許可ギャンブルに対処するために1年以上前から検討されていたもの。

オフショアでの取り締まり

この法案の原案には、スウェーデンのギャンブル法の適用範囲を修正し、スウェーデンを対象とする全てのギャンブルではなく、(オンラインを含む)スウェーデン国内で利用可能な全てのギャンブルに適用することが盛り込まれていた。この改正により当局は、スウェーデンからも利用可能な無許可事業者を取り締まることができるようになるはずだった。

しかし、裁判所と検察庁がこの法律の施行可能性について疑問を呈したため、6月にこの部分は含まれないことが決定した。

B2B許可証

違法ギャンブル撲滅の一環として、スウェーデンではB2Bオンラインギャンブルサプライヤに対して、ライセンスを持つオペレータと取引できる許可証の取得を義務付けることも決定した。これにより、スウェーデン市場向けに運営するオペレータにサービスを提供するサプライヤは許可を取り消される可能性があるため、政府は国内の違法ギャンブルが減少することを期待している。

スウェーデンの業界団体Branscheförenigen för Onlinespel(BOS)の事務局長Gustaf Hoffstedt氏によると、業界はB2B許可制を支持しているものの、違法ギャンブルへの対処にどれだけ役立つかというSpelinspektionenの期待が大きすぎるのではと述べた。

出典元:iGamingBusiness

https://igamingbusiness.com/legal-compliance/compliance/sweden-to-require-payment-providers-to-share-data-to-help-with-payment-blocking/

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