The Pennsylvania Gaming Control Board(ペンシルベニア州ゲーミングコントロールボード)は、スーパーボウルLVIIの週末にリテールおよびオンラインスポーツブックを通じて8430万ドルが賭けられたという速報値を発表した。この数字は、2022年のスーパーボウル(ロサンゼルス・ラムズ対シンシナティ・ベンガルズ)で取引された賭け金6800万ドルから24%増加したことになる。
ペンシルベニア州でスーパーボウルに合法的なスポーツベッティングが可能となったのは今年で5年目で、オンライン賭博が可能になったのは4年目。今年は、19のリテール店舗と14のオンライン賭博サイトでスーパーボウルのベッティングが可能であった。ペイアウト後の収益は2022年の400万ドルに対し、2900万ドルと予想されている。
The Nevada Gaming Control Board(ネバダ州ゲーミングコントロールボード、NGCB)によると、ネバダ州では1億5320万ドルが賭けられ、14.8%減となった。この試合に賭けられた金額としては歴代4位であったが、2022年の1億7980万ドルを2660万ドル下回っている。
スーパーボウルの週末に行われたジオロケーションチェック、過去最高の1億回を記録
GeoComplyによると、スーパーボウルLVIIの週末に、アメリカの23州とコロンビア特別区で過去最高の1億件のジオロケーションチェックを実施したという。この数字は昨年より25%増加した。
スーパーボウルはオンラインスポーツベッティングが合法な州で初めて開催され、カンザスシティ・チーフスがアリゾナのState Farm Stadiumでフィラデルフィア・イーグルスを下した。GeoComplyによると、この週末に登録されたアカウントは740万件で昨年より32%増加し、アリゾナのスタジアム周辺では10万件以上のジオロケーションチェックが行われたという。
スーパーボウルの週末に最もアクティブだったのはニューヨーク州で、1390万件のジオロケーションチェックが行われ、先月にスポーツベッティングが解禁されたばかりのオハイオ州の1260万件を上回った。イーグルスの本拠地であるペンシルベニア州では1180万件の取引が行われた。
出典元:FOCUS GAMING NEWS