MGM Resorts Internationalが12月31日に終了した四半期の決算を発表した。同社の売上高は36億ドルで、前年同期比18%増となった。
2022年5月に買収したコスモポリタンの営業成績が加わったことに加え、ラスベガス・ストリップリゾートでのビジネスや旅行量が増加したことを要因の1つとして挙げている。
MGMは2021年同期の営業利益3億6900万ドルに対し、同四半期は200万ドルの損失を計上した。純利益は2021年第4四半期の1億3100万ドルに対し、2億8400万ドルであった。
MGMのラスベガス・ストリップの売上は23億ドルで、2021年第4四半期の18億ドルと比較して27%増加した。その他リージョナルリゾートでは9億9100万ドル、2021年第4四半期の9億ドルと比較して10%の増加となった。
MGM Resorts InternationalのCEO兼社長であるBill Hornbuckle氏は、「ラスベガスおよびリージョナルリゾートの第4四半期のEBITDARが記録的であること」を強調し、MGMのラスベガスリゾートのEBITDARが前年比80%以上増加したことを指摘した。
同氏は水曜の投資家向け電話会議で次のように述べている。
「これらの優れた業績は、弊社のビジネスと事業の成長を最適化することに注力していることの証しであり、世界一のゲーミングエンターテインメント企業になるという弊社の戦略的ビジョンでもあります。」
MGMの2022年の売上は131億ドルで、2021年の97億ドルから36%増加した。2022年の純利益は前年の14億ドルに対し、15億ドル。営業利益は2021年の23億ドルに対し、14億ドルであった。
MGMのラスベガス・ストリップリゾートの売上は84億ドルで、2021年の47億ドルと比べ77%増となった。リージョナル事業の売上は、2021年の34億ドルに対して38億ドルで12%増加した。
出典元:FOCUS GAMING NEWS