ペンシルベニア州、2021~2022年通年のギャンブル収益が50億ドルに到達

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ペンシルベニア州のカジノは、2022年6月30日までの12か月間のギャンブル収益で50億ドルの新記録を達成した。

オンラインカジノゲームへのベッティングが増加し、ランドベースのスロットマシンとテーブルゲームがコロナ禍を経て復活する中、同州のカジノ収益が50億ドルを超えたのは今回が初めてとなった。

規制当局であるPennsylvania Gaming Control Board(ペンシルベニア州ゲーミングコントロール委員会)が発表したこの記録的な数字は、同州が前年に発表した39億ドルを30%上回っており、また、今年1月に報告された暦年の最高額47億ドルもわずかに上回っている。

ランドベースの収益は、2017年に州が認可した4つの新しいミニカジノを含む16のカジノのほか、ファンタジースポーツ事業者、トラックストップからのものである。

スロットマシンによるカジノ収益は会計年度で24億ドル増加し、テーブルゲーム収益は10億ドルに達した。

さらに、オンラインギャンブル部門は4年目にして再び成長し12億ドルを突破、スポーツベッティングは州全体の収益に3億2500万ドルを上乗せした結果となった。

ペンシルベニア州はオンラインスポーツベッティングおよびオンラインカジノを合法化したアメリカで最初の管轄区域の1つで、2017年以降積極的に事業を拡大している。

また、アメリカのゲーミング中心地であるネバダ州に次いで、商業ゲーミング収益でニュージャージー州と2位の座を並べている。

さらに米国ゲーミング協会の数字によると、市場開始以来ギャンブル税収は最も多い額となっている。

5月のゲーミング収益は4億4800万ドルで、2021年5月から8%増となった。

5月の時点で同州のカジノで最も多くの収益を上げたのはParx Casinoで3430万ドル。対して同社のゲーミング収益は9%減少した。

出典元:Gambling Insider

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