Tropicanaの解体、10月9日に決定

カジノ最新動向

ラスベガスのTropicana Hotelが10月9日に解体されることになり、所有するBally’s Corporationは花火やドローンショーなどのイベントを計画している。

Fox 5 Vegasによると、解体作業は現地時間の午前2時30分に行われ、その前に花火とドローンショーが行われるという。Bally’sは2022年にこのカジノを購入した。

この施設は新しいカジノリゾートとメジャーリーグベースボール(MLB)アスレチックスの球場に建て替えられる予定だ。現在オークランドを本拠地とするアスレチックスは、2027年までサクラメントに移転する前の最後のシーズンをコロシアムでプレーする。そこから2028年には、ラスベガスストリップにある3万3,000人収容の新球場に移転する予定だ。

MLBは、ラスベガスに球団を置く3番目のメジャーリーグである。2016年以降、NHL(ゴールデンナイツ)とNFL(レイダース)もラスベガスにチームを拡大または移転した。

1950年代に建設され、長らくラスベガスの象徴であったTropicanaは4月2日に閉館した。同月末に解体許可証が発行された。Tropicana ClubとParadise Towerは両方とも解体される予定だ。

解体工事はラスベガスにとって目新しいことではないが、Tropicanaは2007年以来、初めて解体されるホテルとなる。同年、New Frontier(11月13日)とStardust(3月13日)が解体された。Stardustは2001年のDesert Innの解体、1996年のSandsの解体とともに、ストリップの物理的および感傷的な変化という点で最も重要なものの一つであった。

シカゴの取り壊し開始

最近Standard Generalからの買収に合意したBally’sは、同時に複数のカジノプロジェクトを進めている。Tropicanaの解体計画が公になった同じ日、Bally’sはシカゴのカジノ用地で解体工事を開始した。また、ニューヨークの現場でも建設が行われている。同社はニューヨーク州ダウンステートの3つのカジノライセンスに入札している11社のうちの1社である。このプロジェクトの入札は2025年6月までに行われ、ライセンスは2025年末までに付与される予定。

シカゴではBally’sはカジノ、34階建て500室のホテルタワー、3,000席の劇場、公共公園を計画している。このプロジェクトはラスベガスのプロジェクトにも出資しているGaming and Leisure Properties(GLPI)が一部出資している。Bally’sは2026年9月にシカゴに常設カジノをオープンする予定である。

出典元:iGaming Business

Tropicana implosion set for 9 October
Like the Stardust and Desert Inn implosions, the demolition of the Tropicana represents a significant change.
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