大阪と長崎IR、依然進展なし

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大阪と長崎が誘致を目指しているIRに関して、依然として進展はない。斉藤鉄夫国土交通大臣は、審査委員会が提出された申請書を審査・検討していると述べたが、その進捗や決定がいつになるかについてコメントはしなかった。

政府が設定した期限を前に、4月に申請書が提出されている。2020年1月、5つの主要分野について最大1,000点で入札を判断する審査基準が発表された。

・日本の観光業界に対するIRの実現(最大450点)
・事業を安全に運営できる能力(200点)
・国の経済的社会的効果(150点)
・ギャンブル関連の有害な影響に対処するプログラム(150点)
・カジノ収益を公益に活用(50点)

6月、政府は「経済財政運営と改革の基本方針2022」を発表し、IRの重要性について強調した。その中で、IRの建設が新型コロナウイルスにより2年もの間深刻な影響を受けた観光業を再活性化できるとしている。

大阪府はIR入札パートナーとしてMGM-Orixを選定した。同コンソーシアムは1兆円(91億ドル)を投じると見られている。2,500室のホテル3棟や6万8,000平方メートルのMICE施設、3,500席のシアター、様々な日本文化を体験できる施設、商業施設などが予定されている。従業員数は1万5,000人となる見通し。

長崎県の入札パートナーはCasinos Austria International Japan Inc。提案されている開発費用は4383億円(38億ドル)、うちエクイティコストは1753億円となる見通し。

出典元:Focus Gaming News Asia Pacific

Japan: still no news on Osaka and Nagasaki IR bids
The Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism still has no timetable for when a decision will be announced.
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