フランスのギャンブル規制機関Autorité Nationale des Jeux(ANL)は、上半期の同国のライセンスベット額が前年同期比24%増の52億ユーロに達したと報告した。ゲーム総収入(GGR)は16%増の8億7100万ユーロ。
オンラインベッティングは10%増の13億ユーロで、オンラインアクティブプレーヤーのアカウント数は6月に前年同月比13%増の200万に達した。6月の伸びが特に大きかったのは、ユーロ2024があったからだろう。とはいえ、ユーロに賭けられた金額は、ANJが予想した10億ユーロを大きく下回り、わずか6億5000万ユーロにとどまった。2021年の前回大会では9億ユーロが賭けられたのに比べると、その差は歴然としている。
ANJは、フランスチームの成績不振とフランス総選挙がこの落ち込みの原因だとしている。しかし、フランスのオンラインゲーミング協会AFJELは、ユーロ2024に対する無許可のベッティングが、推定ハンドルの約半分を会員にもたらしたと示唆している。
パリ2024オリンピックのベッティング予想
ANJは、現在パリで開催中のオリンピックに約2億4000万ユーロが賭けられると予測している。これは2021年の東京オリンピックから100%の上昇となる。Toluna-Harris Interactiveの調査によると、フランスの成人の59%がオリンピックを観戦し、そのうち4分の1が賭けをする予定だという。また、約74%がパリで開催されることがベットする重要な理由だと答えている。
出典元:FOCUS GAMING NEWS
French sports betting up 24% in H1
Revenue was up 16 per cent despite lower than expected Euro 2024 betting.